医療法人志匠会グループ
新横浜スパインクリニック
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頚が痛い・腰が痛い etc
その痛み あきらめないで
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腰椎分離症とは、腰の骨(腰椎)の後方部分にある「椎弓」と呼ばれるぶぶんが疲労骨折し、前方の椎体と分離した状態になる病気です。主に”成長期のスポーツをやっている若年層”に多くみられ、野球、サッカー、バレーボール、陸上競技など、腰を反す・ひねる動作の繰り返しが多い競技で発症しやすいのが特徴です。
原因
強い衝撃ではなく、繰り返しの微小なストレスによる疲労骨折です。成長期の骨はまだ完全に硬くなっていないので、過度な練習やフォームの偏りにより、椎弓部にひびが入り、それが進行して分離してしまいます。
主な症状
代表的な症状として腰の痛みや動作時の腰の違和感があります。特に後ろにそらすしせいで痛みが出やすく、安静時には軽快する傾向があります。足の痛みやしびれを伴う場合は、神経の圧迫を生じている可能性があり、慎重な診断が必要です。
診断
X線検査、CT検査、MRI検査を行います。初期の疲労骨折では、MRIが有効です。早期の発見により骨の再癒合の可能性が高くなります。
治療
症状の程度と分離の段階によって異なります。若年層の骨折なので基本的にはコルセット装着し痛み止めを使う保存療法で再癒合を期待します。痛みが軽減した後は、体幹の筋力トレーニングを行います。再癒合が得られず、分離が進行して痛みなどの症状や神経症状を伴う場合には固定術などの手術が検討されます。
腰椎分離症は早期発見・適切な診断と治療で回復が見込める疾患です。発症初期には軽い腰痛だけのことも多く、放置すると「腰椎すべり症」へ進行することもあります