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医療法人志匠会 品川志匠会病院/新横浜スパインクリニックは、脊椎専門の整形外科です。

わたくしたち志匠会は、脊椎医療の匠となることを志して、日々、研鑚しています

こんな症状の方へ

  • 腰痛・下肢痛・しびれ
  • 歩行困難
  • 首・肩・上肢(腕)痛
  • 手の使いにくさ

こんな病名の方へ

頚椎(けいつい)の病気

  • 脊柱管狭窄症
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 後縦靭帯骨化症

腰椎(ようつい)の病気

  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 脊柱変形・側弯・側弯症
  • 圧迫骨折
  • 分離すべり症

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主な治療法

主な治療法

保存療法(投薬・注射・理学療法)

症状が軽度で日常に不自由がない場合

一般的にはまず、消炎鎮痛薬や麻酔薬など薬剤を用いて痛みを抑えます。これを「薬物療法」と言います。次に、「神経ブロック注射療法」といって、神経や神経の周辺に局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法があります。麻酔薬が神経に作用し、痛みの刺激が神経を伝わるのをブロックすることで、痛みを和らぎますが、効果は一時的です。また、慢性の腰痛などでは、牽引、温熱療法、マッサージ、低周波治療法などがの理学療法が行われる場合があります。
いずれも、対症療法ですので、原因を根治することにはなりません。

保存療法

外科手術

症状が出始めて、神経圧迫があり、自然治癒しない場合

正常な神経

1.神経の圧迫が発生 体質(遺伝子)や生活様式、外傷などが原因になり椎間板(軟骨)やじん帯、骨などが変形して神経が圧迫されてきます。そのため痛みやしびれなどの症状が出てきます。血流も関係しており症状を発生しない場合もあります。
2.神経周囲の環境整備(手術) 圧迫がなくなると神経が自己回復力により元へ戻ろうとします。手術の目的は圧迫をとり除くことにより、神経が自己回復しやすい環境を作ることですが、つぶされた神経を膨らませることはできません。
3.手術後がスタート 手術後に良い環境ができるとそこから神経自身の自己修復が始まります。それに従って症状も改善していくでしょうが、一時的に悪化、改善を繰り返すこともあるようです。
4.神経回復の限界 神経は、2年間かけて徐々に回復していき、術後2年経つと症状が固定されるようです。その時点で、症状がほぼ回復する場合もありますが、あまり回復せず症状が残ったまま固定される場合もあり、神経の回復力には個人差があります。

手術により痛みの原因を取り除く方法です。 薬物療法や神経ブロック療法、その他の保存治療法であまり効果が期待できない場合に行われます。
手術の目的は、神経そのものを治療するのではなく、症状を出している神経の圧迫を取り除く事により、神経が自己回復する環境を作る事です。
手術後から神経の自己回復が始まり、症状も改善して行きますが、一時的に悪化、改善を繰り返す事もあります。神経の回復には、年齢、圧迫の程度・期間等の要因により、個人差があります。

  • 胸・腰椎の手術方法
  • 頸椎手術の方法
  • 患者さんの声

手術療法

リハビリ(術後ケア)

術後は、体幹・下肢の筋力を回復させ、社会復帰を目指します。

術後翌日より理学療法士によるリハビリを開始します。最初は身体の状態や手術創部の痛みを確認しながら、ベッドでの起き上がり練習や立ち上がり練習を行います。可能な方は平行棒や歩行器を使用した歩行練習を開始します。起き上がってからは腰の負担を軽減させるため、コルセットを装着します。さらに、痛みや回復段階に応じて、筋力トレーニング、ストレッチ、歩行練習(平行棒→歩行器→杖→独歩)、日常生活動作練習、エルゴメーター(自転車)などを行います。

リハビリテーション

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医療法人志匠会のご案内

医療法人志匠会のご案内

ごあいさつ

志匠会グループには、脊椎専門の整形外科医、脳神経外科医等、それぞれを専門とした医師とスタッフがおりますので、患者さんの症状をしっかりと診察した上で、まず原因をつきとめ、患者さんに合った治療方針を選択することが出来ます。

保存治療しても痛み、痺れが3ヶ月以上続く患者さんには、手術も選択肢に入れており、単純な手術であれば5日程度、大きな手術でも10日~14日程度で退院されております。手術の中でも、特に、腰部脊柱管狭窄症の手術件数は多く、世界では数多くの手術方法が行われていますが、当グループでは、その中でも出来るだけ安全で確実な方法を採用しており、脊椎を専門とする外科医は、方針を統一して治療にあたっておりますので、どの医師の診察でも安心してご来院下さい。

理事長の大田は、現在までに約5,000件の手術を行っており、それに続く葛西(新横浜スパインクリニック院長)、梅林(品川志匠会病院副院長)の執刀件数を合わせると、約8,000件の執刀件数を共有しています。

その中では、手術中の操作により、永久的に寝たきり生活となった方は、幸いにして一人もなく、全国各地から治療を求める患者さんにご来院戴いており、患者さんの安全を第一に、経験を積んだスタッフと、高レベルの設備を導入し、質の高い治療を目指しています。

一方で私どもは「お医者様」を目指しているわけではありません。「患者様」ともお呼びしておりません。なぜならば病に立ち向かうには、双方が同志としてタッグを組む必要があるからです。そこには、どちらが偉いとかお客様であるとかの上下関係はありません。そもそも手術というものは、医師の手術技術以外にも色々な要素が絡み合い、一つとして同じものはありません。術後の回復度合いも、患者さん自身の神経の回復力に依ります。そういう不確定な状況に臨むには、互いが一個の人間として対等な立場で向き合い、その信頼のなかで、あらゆる要素に気を配っていくことが最善の姿であると考えています。
医師と患者さんは同じ目標をもって病気と闘う同志であると考えています。そして同志としての信頼関係を築いた上で治療に携わっていきたいと考えています。 また、ご来院戴いております患者さんの85%が、手術を受けられた患者さん、各医療機関からのご紹介です。(当院新患調査表より)患者さんからのご紹介戴ける事は、結果が出た証拠と認識しており、非常にやりがいを感じております。

当グループ「志匠会」は、脊椎医療の匠となることを志して、日々、研鑚したいと考えています。

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志匠会の病院

志匠会の病院

品川志匠会病院

東京都品川区北品川1-29-7
TEL:03-5781-0700

品川志匠会病院外観

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新横浜スパインクリニック

神奈川県横浜市港北区北新横浜1-5-5
TEL:045-533-5401

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腰痛・下肢痛・しびれ

腰痛・下肢痛・しびれ

●主な症状

腰の痛みや足の痛みやしびれを感じる。

●疑われる病名

ほぼすべての病名に合致します。数週間ほどで痛みが治まらない場合は、病院で原因を見極める検査が必要です。数カ月の保存療法で改善しない場合は手術を選択肢に入れるべきでしょう。

歩行困難

歩行困難

●主な症状

連続して10分以上歩けなくなり、一休みが必要となる。同時に下肢(足)がしびれるような感覚を併せ持つ場合がある。

●疑われる病名

腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症等、腰椎に関する病気が疑われます。
原因の究明にはMRIなどで検査する必要があります。数カ月の保存療法を試み、改善しない場合は手術を視野に入れます。

●椎間板ヘルニア→その95%は自然に改善することがわかっており、手術を急ぐ必要はありませんが、痛みが激しい場合や日常生活に支障がある場合は、早急に手術を検討します。
●脊柱管狭窄症→狭くなった脊柱管が自然に拡がることはありません。保存療法で改善されない場合は、年齢とともに悪化することが考えられるので手術を視野に入れます。
※ただし、尿・便などの排泄障害を伴っている場合は手術を選択する必要があります

首・肩・上肢(腕)痛

首・肩・上肢(腕)痛

●主な症状

首、肩、腕が痛む。特に首を動かすと手や肩に響くような痛みがある。

●疑われる病名

頸椎に関する、ほぼすべての病名に合致します。数週間ほどで痛みが治まらない場合は、病院で原因を見極める検査が必要です。数カ月の保存療法で改善しない場合は手術を選択肢に入れるべきでしょう。

手の使いにくさ

手の使いにくさ

●主な症状

服のボタンが掛けにくい。文字を書く、箸を持つことがやりにくくなってきた。

●疑われる病名

このような症状を認識したら、すみやかに病院でのMRI検査を受けて下さい。頸部脊柱管狭窄症などが疑われますが、さまざまな疾病が原因で引き起こされている場合があります。数カ月の保存療法で改善しない場合は手術を選択肢に入れるべきでしょう。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

●主な症状

肩・首まわりの筋肉のコリ、痛み/腕や指にしびれや痛みが走る。進行すると、起き上がることも困難になり、歩行困難になり日常生活に支障をきたします。

●原因

主に50代以降に発症する傾向があります。加齢というより、体質によるものと考えられます。

●治療法

数か月の保存療法の後、症状が改善されない場合や、日常生活に支障がある場合は手術を検討します。手術方法は、後方椎弓拡大形成術が原則として行われます。首には脳からつながっている「脊髄」という神経が通るトンネル(脊柱管)がありますが、このトンネルの天井を後方から広げて高くし、神経の圧迫を解放するのが、この手術の目的です。

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニア

●主な症状

肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じる/両手のしびれ。 両手を使って行う細かい動作(箸を使う動作・ボタンをかける動作・ページをめくる動作など)が徐々に出来にくくなり、それと時期を同じくして両足が足先から段々としびれてきたり、歩行がなんとなく不自由になります。

●原因

加齢、姿勢の悪さ、体質等が影響し発症するようです。また、強い外傷により発症することもあります。

●治療法

数か月の保存療法の後、症状が改善されない場合や、日常生活に支障がある場合は手術を検討します。手術方法としては、前方固定術、後方椎弓拡大形成術が行われますが、個々の症例により、有利な方法を選択します。

後縦靭帯骨化症(OPLL)

後縦靭帯骨化症

後縦靭帯骨化症(OPLL)

●主な症状

首筋や肩甲骨周辺・指先の痛みやしびれ。
症状が進行すると、次第に痛みやしびれの範囲が拡がり、脚のしびれや感覚障害、足が思うように動かない等の運動障害、両手の細かい作業が困難となる手指の運動障害などが出現します。重症になると排尿や排便の障害や一人での日常生活が困難になることもあります。首を後ろに反らせすぎたり、転倒などには十分注意する必要があり、軽微な外力で症状が急激に悪化したり、四肢麻痺になることがあります。

●原因

中年以降、特に50歳前後で発症することが多く、男女比では2:1と男性に多い傾向があります。糖尿病の患者さんや肥満の患者さんに発生頻度が高くみられます。遺伝的素因、性ホルモンの異常、カルシウム・ビタミンDの代謝異常、糖尿病、肥満傾向、老化現象等が原因といわれております。OPLLは脊椎全体で発症しますが、ほとんどが頸椎で発症します。

●治療法

数か月の保存療法の後、症状が改善されない場合や、日常生活に支障がある場合は手術を検討します。手術方法としては、前方法と後方法が行われますが、当院では、後方法を行い、必要に応じて前方法も取り入れております。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

●主な症状

もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。

●原因

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響が主な原因です。年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって(狭窄)、それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。したがって中高年に発症することが多くなります。背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こるのです。

●治療法

数か月の保存療法の後、症状が改善されない場合や、日常生活に支障がある場合は手術を検討します。脊柱管狭窄症の手術の基本的な考えは、脊髄という神経が通るトンネル「脊柱管」がありますが、「脊柱管」を広げることで神経への圧迫を取り除く事です。手術法については、「痛みの原因(どのように神経が圧迫されているかの範囲や程度、症状)」によって、「椎弓形成術」「椎弓切除術」や除圧部位に支障をきたす場合は「固定術」の併用を行います。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

●主な症状

腰が前に曲がりにくい、腰や背中がひどく凝る、腰を曲げると太股やふくらはぎにしびれるような痛みが走る(→坐骨神経痛)、歩行困難になる、尿が出にくくなったり、便秘がちになる、等の症状が顕われます。

●原因

老化や激しい運動などで隋核が繊維輪を破って飛び出した状態が椎間板ヘルニアです。椎間板が外に飛び出し、神経を圧迫するので、激しい痛みやしびれを引き起こします。遺伝が関係している場合があります。

●治療法

数カ月で、自然にヘルニアは縮小し、痛みが軽減することが多いので、原則として、手術をせずに痛み止めで様子をみます。痛みの発作が繰り返す場合や痛みが激烈な場合、あるいは下肢の運動麻痺が顕著な場合、手術を視野に入れます。

腰椎すべり症

腰椎すべり症

●主な症状

腰部脊柱管狭窄症と同じような間欠性跛行の症状が出ますが、足の痺れ、腰痛、体動時の足への痛みがあります。背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、逆に尿が漏れる事もあります。

●治療法

症状発症から数ケ月間の投薬や腰椎の牽引・温熱、硬膜外注射などの保存療法を行っても症状が改善せず、歩行や立位の保持が制限されて日常生活に支障が出てくれば手術的治療を検討します。頻尿、残尿感、痛みなどの排泄障害を伴う場合は早急に手術を検討します。

分離すべり症

分離すべり症イラスト

分離すべり症

●主な症状

腰痛(腰のベルトのあたりの痛み)の場合と、でん部から下肢にかけて痛みを出す場合があります。痛みは腰椎を後ろに反らせた時に強くなります。

●原因

若年時のスポーツに傾注した方に比較的多く見られる病気です。体が柔らかい中学生頃に、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎を反らしたり回したりすることで起こります。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっています。分離症は10歳代で起こりますが、それが原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。

●治療法

腰痛のみであれば、保存療法を行いますが、下肢症状が発症した場合は、手術を検討します。

脊柱変形(側弯・側弯症)

脊柱変形(側弯・側弯症)

脊柱変形(側弯・側弯症)

●主な症状

外観上では、肩の高さの、肩甲骨の高さウェストラインの非対称、肋骨や腰部の隆起などがみられます。変形が高度な場合には、腰背部の痛みや、肺機能障害が出現します。

●原因

側弯症では、脊柱が横に曲がり、多くの場合は脊柱自体のねじれを伴います(図2)。側弯が進行すると重大な障害がいろいろ生じます。後ろ、あるいは前への弯曲が生理的な範囲を越えて、異常に大きく(強く)なった場合に、後弯症(後ろへの弯曲が異常に大きい状態)や、前弯症(前への弯曲が異常に大きい状態)と呼ばれます。後弯症や前弯症は側弯症と合併して三次元的な弯曲異常になることがしばしばあり、側弯症と同様に早期発見と早期治療が重要です。

●治療法

日常生活に支障をきたした場合は、手術を検討します。

圧迫骨折

圧迫骨折

●主な症状

骨折した部分の体動痛、体動困難と疼痛があります。

●原因

中高年に多い骨折で、特に閉経後の女性、骨粗鬆症に伴う場合が大部分を占めます。尻もちをついたり、転倒したりした時に、骨折することがあります。

●治療法

我慢できる痛みであれば、鎮痛薬を処方し、安静にして経過をみます。コルセットなどで脊椎の安定性を確保して、骨折した部位の安定化を計ります。痛みが我慢できない時や、早期治療をしたい場合に、手術治療を行います。経皮的椎体形成という手術で、圧迫骨折した骨の内部に骨セメントを注入する治療です。

〈 左図 〉

①背中から針を刺入し、骨折した椎体への細い経路を作ります。そこへ小さな風船のついた器具を入れます。

②椎体の中に入れた風船を徐々に膨らませ、つぶれた骨を持ち上げて、できるだけ骨折前の形に戻します。

③風船を抜くと、椎体内に空間ができます。その空間を満たすように、骨セメントを充填します。

④手術は1時間程度で終わり、骨セメントは手術中に固まります。

腰椎・胸椎の手術方法

腰椎・胸椎の手術方法①椎弓切除術、椎弓形成術:神経の圧迫を取り除くだけの方法

●概要

この術式で当グループが最も気をつけている事は「確実に神経の圧迫を取り除く」という事です。出来るだけ安全で確実に完成させる為にはどうすれば良いかを考えて、手術方法を決定します。全国の各病院や同じ病院の中でも、執刀医によって少しずつ術式が異なっている事もあるくらい、数々の方法があります。それぞれ一長一短あり、決めつける事は困難ですが、当院では、今まで試行錯誤を繰り返した結果、以下の方法を行っています。

●手術方法

①皮膚切開を4~5cmします。(1椎間の場合)
②棘突起を片側の筋肉をつけたまま、横切りにして深部に達し、椎間関節を確認後、部分的に骨を削り、十分な視野を確保し黄色靭帯も切除して、神経の圧迫を十分に取り除きます。ヘルニアの場合は、それも摘出します。ここまでの所要時間は20分~40分程度です。
③一旦切り離した棘突起を元の位置に戻し、椎弓に残しておいた切り株へ再縫着し還納します。
④よく洗浄後、血抜きの管(ドレーン)を留置し、筋肉、皮膚を縫合します。これにて手術終了となりますが、所要時間は30分~50分程度です。(1椎間の場合)
⑤手術翌日には殆どの方が歩けますが、まれに2~3日かかる人もいます。
⑥トータル入院数として、5〜10日が目安となります。

腰椎・胸椎の手術方法 固定術

腰椎・胸椎の手術方法 固定術

腰椎・胸椎の手術 ②固定術:骨と骨を固定する方法

●概要

この術式は、チタン製のネジ等いろいろなインプラントを用いて行われるもので、以下のような症例で採用されます。
 ・椎間板という骨と骨のクッションがゆるんで不安定性が発生し、それが症状の原因となっている場合
 ・神経の圧迫を取り除くときに、椎間関節切除を余儀なくされる場合
 ・背骨のカーブが骨折等により変形(側弯、後弯)したときに、それを矯正してよい姿勢を維持したいとき

●手術方法

①腹臥位(うつ伏せ) をとり、皮膚切開を行い骨まで展開します。
②脊柱管狭窄等の神経圧迫の原因を除去します。
③変性で傷んだ椎間板インプラントを挿入します。インプラント中には切除した骨や必要であれば骨盤から採った骨を入れます。人工骨で代用する場合もあります。
④固定したい椎弓根にスクリューを挿入します。椎弓根周辺は神経が隣接しており、細心の注意を払います。
⑤設置したスクリュー間をロッドで締結し固定します。
⑥よく洗浄後、血抜きの管(ドレーン)を留置し、筋肉、皮膚を縫合します。これにて手術終了となりますが、所要時間は50分~1時間半程度です。(1椎間の場合)
⑦手術翌日には殆どの方が歩けますが、まれに2~3日かかる人もいます。
⑧トータル入院日数として、5日~10日間が目安です。

腰椎・胸椎の手術方法

腰椎・胸椎の手術 ③圧迫骨折の治療

●2ヵ所以内の場合

つぶれた骨が自然に固まってくれれば、変形は残しても痛みは消えます。骨折から2か月過ぎても痛みがよくならない時は、つぶれた骨を手術によって固める方法もあります。いろいろな方法がありますが、当院で採用しているものは経皮的椎体形成術(BKP)というものです。

●手術方法

①約5mmの皮膚切開を2か所行います。
②そこからストローのような管をつぶれた骨の中に入れ、その管を通してしぼんだ風船を入れ、骨の中で風船を膨らませることによって、つぶれた椎体を可能な限り膨らませます。
③風船をしぼめて引き抜き、そこへ骨専用のセメントを注入し終了です。
④セメントは10分もすればカチカチに固まり、術後2~3時間で歩くことが出来、約8割の方が即効的に痛みも軽くなっています。手術時間は30分~1時間程度で、1泊入院で可能です。

●3か所以上の場合

痛みだけでなく、背骨が曲がって歩行困難となってくる為、曲がった背骨を伸ばし、良い姿勢に近づけ保持する様な方法が必要になります。これは、インプラントを使って矯正固定術を行いますが、2~4週の入院が必要となります。

頸椎手術の方法 後方椎弓拡大形成術

頸椎手術の方法 

頸椎の手術 ①後方椎弓拡大形成術

●概要

首には脳からつながっている「脊髄」という神経が通るトンネル(脊柱管)があります。これが何らかの原因で狭くなり、神経の圧迫が発生して痛みや痺れの症状が出現してきます。このトンネルの天井を後方から広げて高くするというのが、この手術の目的です。方法には種々ありますが、当院では以下の方法を採用しております。

●手術方法

①首後方を約5cm前後切開。
②棘突起を片側のみ筋肉をつけたままで横切りにして深部に達する。
③C2とC7をドーム状に削って面取りをする。(症状により異なる)
④C3~C6の椎弓の片側のみ切開し、対側には溝を掘って蝶番のように片開きにする。
⑤椎弓の開いたところへカルシウムの塊である「ハイドロキシアパタイトスペーサー」を挟む。
⑥十分に洗浄しドレーン留置し閉創。手術時間は50分~1時間半程度で、手術翌日から歩行可能であり、入院期間は1週間程度です。

頸椎手術の方法

頸椎の手術 ②前方固定術

●概要

頸椎椎間板ヘルニアや椎間孔狭窄、後縦靭帯骨化症の方に、時として用いられる方法です。

●手術方法

①首の前方の右または左側よりしわに沿って横に切開します。
②レントゲンで目的とする部位を確認後、顕微鏡下で椎間板を切除し手術用ドリルを用いて頸椎前面(椎体前面)から後方へ脊髄神経側まで骨を慎重に削っていきます。この操作により脊髄神経を圧迫しているヘルニアや骨棘を確認し切除します。椎間板を切除するため骨と骨の接続が弱くなるので、チタン製の補強材や場合によっては骨盤の骨を挿入し固定して骨と骨の間を安定させます。
③十分に洗浄しドレーン留置し閉創。1椎間であれば、手術時間は50分~1時間半程度で、早い人で手術当日の夜、ほとんどの人は手術翌日には歩行可能で、入院期間は4日~1週間程度です。