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小児の脊柱側弯症について

脊椎のねじれを伴った脊柱の側方への弯曲であり、もとの正常の状態に戻らなくなった状態を構築性側弯といいます。 構築性側弯には、原因である病気がわかっている側弯症と、原因がわかっていない側弯症があります。

1) 特発性側弯症:

発症年齢により乳幼児期側弯症(3歳以前に発症)、学童期側弯症(4歳から9歳に発症)、思春期側弯症(10歳以降に発症)にわけられ、それぞれに特徴があります。乳幼児期側弯症には自然治癒する傾向にあるものと、強い進行を有するものがあります。最も多くみられる思春期側弯症は圧倒的に女子に多く、側弯の型も共通性があります。
特発性側弯症が進行するかどうかを予測することは難しい点もありますが、年齢や弯曲の型、程度などが参考になります。一般には、年齢が若く、女子では初潮前や骨の成熟が未熟な例は進行しやすいと考えられます。

2) 先天性側弯症:

せぼね(脊椎)などに生まれつきの形の異常があるために、成長期に左右の成長に差が出ることから側弯症に進展します。泌尿器系や心臓などの他の多臓器にわたって生まれつきの異常がある場合が少なくありません。

側弯症の正確な診断は最終的には、医師によるX線(レントゲン)検査となります。
しかしながら、日常生活の中でも注意すれば簡単な方法で側弯症を疑うことができます。

例えば、洋服を新調するときに両肩やせなかがきちんと合わない場合や、スカートの丈が左右で違っていることからも気づくこともあります。

小児の側弯症について、相談や診察をご希望される場合は、当院の遠田院長の外来までお越し下さい。