医療法人志匠会グループ
新横浜スパインクリニック
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高齢者の圧迫骨折と低侵襲治療 ~寝たきりを防ぐために~
「最近、母が背中の痛みを訴える」「転んだわけでもないのに父の背中の骨が折れてしまった」「病院で腰の骨のレントゲンを撮影したら圧迫骨折といわれた」...ありませんか?
高齢のご家族を持つ方であれば、一度母耳にすることのある「圧迫骨折」。 これは単なる”骨折”ではなく、高齢者の生活の質(QOL)を大きく左右する深刻な病気です。
特に問題なのは、圧迫骨折をきっかけに長期の寝たきり状態に陥るケースが少なくないこと。寝たきりは心身の状態を低下させ、要介護度を一気に進行させてしまいます。そんな中で注目されているのが、”BKP”という低侵襲手術です。
圧迫骨折と寝たきりの関係
圧迫骨折とは
骨粗しょう症などで脆くなった背骨(椎体)が押しつぶされるように変改する骨折です。 おもな原因は転倒や尻もちなどの衝撃が加わることですが、中には「くしゃみをしただけ」「荷物を持っただけ」「つまずいただけ」など”ごく軽い負荷”でも発症することがあります
特徴的な症状
などが挙げられます。特に怖いのが”いつのまにか骨折”と呼ばれる自覚のない骨折。これを見逃すと変形が進行し、慢性的な腰痛や姿勢の悪化に直結したり、”ドミノ骨折”と呼ばれる隣接椎体の圧迫骨折の原因にもなることがあります。
寝たきりにつながる理由
圧迫骨折で痛みが強いと、患者さんは「動けない」「動きたくない」と感じます。結果、安静が長引き、次のような悪循環が起こります。
こうした短期間のうちに”要介護”状態に陥るケースが多いため、圧迫骨折をいかに早期に治療し、寝たきりっを防ぐかが非常に重要です。
従来の治療の限界
これまでの主流は、コルセット着用や鎮痛剤を用いた保存療法でした。しかしほぞんりょうほうは効果が出るまで数か月を要し、その間に寝たきりのリスクが高まります。
といったリスクや問題が残り、高齢者にとって必ずしもベストな選択肢とは言えません。
BKPとは
BKPは圧迫骨折に対して行う低侵襲の手術です。
手術の仕組み
切開は5~7mm程度と小さく、出血も少ないため高齢者にも比較的安全に受けられるのが特徴です。圧迫骨折した椎体は完全に元の形に戻らなくても、悪化を防ぎ、骨折のぐらつきを減らすことができます。
BKPのメリット
単純に圧迫骨折のみの場合には”早く痛みを取って、動ける状態に戻す”ことう可能にするのがBKPの最大の強みです。
このことは、介護負担を抱えるご家族にとって大きな安心材料となります。
BKPの注意と限界
BKPにも制限があります。
そのため、MRI検査を行い、圧迫骨折の状態を確認し、強い痛みがある高齢者に適しているといえます。
新横浜スパインクリニックの取り組み
新横浜スパインクリニックは長年にわたりBKPを多数実施しています。
たんに骨折を治すだけでなく”寝たきりを防ぐ”ことを心がけています。
最後に
BKPは、骨粗しょう症による圧迫骨折に悩む高齢者とそのご家族にとって”早く痛みを取り、再び動ける生活に戻る”ための有効な治療法です。
従来の保存療法では防げなかった寝たきりリスクを軽減し本人だけでなくご家族にとっても安心をもたらします。
「最近、腰や背中の痛みを訴えている」「圧迫骨折と診断されて保存療法をしているけど痛みが取れない」…脊椎専門の新横浜スパインクリニックへご相談ください。