医療法人志匠会グループ
新横浜スパインクリニック

 


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圧迫骨折とは?原因・症状・治療法

圧迫骨折とは

背骨(脊椎)押しつぶされるように変形してしまう骨折のことを指します。特に骨が弱くなる(骨粗しょう症)高齢者に多くみられる病気ですが、転倒やスポーツなどによる外傷でも起こることがあります。圧迫骨折は腰や背中の痛みを引き起こし、放置すると姿勢が曲がったり、生活の質が低下する原因になります。高齢者で骨密度の低下(骨粗しょう症)により気が付かないうちに骨折している、いわゆる”いつのまにか骨折”も圧迫骨折です。

圧迫骨折の原因は

圧迫骨折は主に以下のような理由で発症します。

  • 骨粗しょう症:加齢や体質により骨がもろくなり日常の軽い動作でも骨折をおこしやすくなる
  • 転倒や事故:強い外力が背骨に加わることで発生する
  • スポーツや重労働:過度の負担によって椎体が潰れることがある
  • 病的原因:がん(腫瘍)などの細胞的病気の転移や発生などにより骨折を起こす

​特に骨粗しょう症を背景とした高齢者の圧迫骨折は、日本では増加傾向にあります。

圧迫骨折の症状

典型的な症状は次の通りです

  • 急に腰や背中が強く痛む
  • 動くと痛みが増し、安静にすると和らぐ
  • 背中が丸くなる
  • 複数回の骨折で身長が低くなる (ドミノ骨折)

ただし、軽度の圧迫骨折では痛みが弱く(無く)気づかないうちに進行することもあります。(いつのまにかこ)

診断について

診断には第一にレントゲン撮影が用いられます。さらに詳しく骨の状態を確認するためにCTやMRI検査を行うことが望ましいです。特にMRI、では新しい骨折か古い骨折かや、レントゲン撮影では分かりにくい骨内部の骨折を描出することができます。

治療方法

圧迫骨折の治療は骨折の程度やj状態、患者さんの生活背景によって異なります。

保存療法

  • 安静にする
  • コルセットや装具で背骨を固定する
  • 薬で痛みのコントロールをする

通常、保存療法では数か月で骨折部が安定し痛みが軽減していきます

手術療法

強い痛みが続く場合や骨の変形によって日常生活に支障が出る場合は手術か検討されます。現在ではより体への負担の少ないBKP(潰れた椎体の中へ皮下から細い管で医療用セメントを注入する)方法や圧迫骨折の程度が大きく神経狭窄をい越している場合には除圧固定術などが用いられています。

日常生活での予防と工夫

圧迫骨折を防ぐためには、骨を強く保ち、転倒や衝撃を予防することが大切です。

  •  バランスの良い食事(カルシウム、ビタミンD、マグネシウムなどの摂取)
  • 適度な運動で筋力と骨密度を維持
  • 喫煙や過度な飲酒を避ける
  • 段差や滑りやすい場所に注意する
  • 現在の骨密度を把握して起き、リスクを自覚しておく

​骨粗しょう症の津亮を受けながら、生活習慣を整えることが再発予防につながります。

まとめ

圧迫骨折は高齢者に多い病気ですが、若い世代でも外傷によって起こることがあります。痛みが軽い場合でも見過ごすと骨の変形が進み、生活に大きな影響を及ぼすことがあります。

新横浜スパインクリニックは脊椎手術の専門医療機関であり、圧迫骨折に対しても患者さんの症状や生活状況に応じた治療を提案しております。腰や背中の痛みでお悩みの方は、早めにご相談ください。