加齢などにより骨がもろくなり、骨折しやすくなってしまうことがあります。これを「骨粗しょう症」といいます。女性の場合、閉経後ホルモンバランスが変化することで骨量が減る関係上、閉経後に骨粗しょう症のリスクが高まります。骨粗しょう症になると、くしゃみなど通常では考えられない程度の弱い衝撃でも骨折をしてしまうことがあり、骨折により寝たきりになったり、介護が必要になったりなど生活に支障をきたすことがあります。
骨粗しょう症は自覚症状がほとんどないため、骨粗しょう症の予防のためには、骨密度検査を受け、定期的に自分の骨の状況を知ることが必要です。
50歳以上の女性の方など、骨粗しょう症のリスクがある方には、定期的な骨密度検査をおすすめします。
ムサコ整形外科では、高い測定精度を有する日立製作所製の骨密度測定装置(DSC-900FX)を導入しています。
骨粗しょう症によるQOL(Quality of Life)低下を防ぐためにも、当院での定期的な骨密度測定をご検討ください。
もし、骨粗しょう症と診断された場合、現在は数種類の骨粗しょう症に対するお薬があります。
当院では骨粗しょう症を背景に骨折に至ってしまった方をはじめ、骨折を引き起こさないことを目標に予防にも取り組んでおります。精度の高い骨密度検査機を用いて評価し、治療が必要と判断された方には様々な薬剤から患者様に適した選択を行っています。
定期的な通院により、骨粗しょう症を治療していくことが可能です。
是非お気軽にご相談ください。